ズワイガニってどんな生き物?ズワイガニの生態

ここではズワイガニの生態について紹介していきます。皆さんがいつも食べているズワイガニはどのような生態で生きているのでしょうか?皆さんがズワイガニを食べるまでの間にどのように成長してきたのでしょうか?

ズワイガニの生態について知ることで、ズワイガニを食べることに対しての意識が良い方向に変わることと思います。それでは、ズワイガニの生態について見ていくことにしましょう。

ズワイガニはエビ目カニ下目クモガニ科に分類されるカニの一種です。「クモガニ科」という名称は聞き慣れないかもしれませんが、実はズワイガニはクモとも関係がある生態を持っているのです。

ズワイガニとクモの関係については【実はクモ科だった!ズワイガニとクモの関係】で詳しい紹介を載せていますので、是非こちらもご覧になってください。

クモとも関係の深いズワイガニですが、もちろん日本で獲れるカニとして非常に有名なカニの一種です。主に深海に生息し、大型のカニとなっています。カニにはタラバガニや毛蟹など様々な種類がありますが、その中でもズワイガニは大型なカニとなっています。

ただし大きなズワイガニの場合は1キロ、小さなズワイガニの場合は6000700グラムと大きさと重さには差があるので、小さいズワイガニを食べることも可能です。

では、ここからはさらに詳しくズワイガニの生態について説明していきましょう。まずはズワイガニの成長から見ていきます。

ズワイガニは卵から孵化したばかりの「浮遊期幼虫」である時期は、プランクトンのように海中を浮遊しています。ズワイガニといっても、生まれたときから海底を這って生活しているわけではないんですね。

浮遊期幼虫の時期は約305か月くらい続き、浮遊期が終わると「稚ガニ」に成長します。赤ちゃんから子供に成長した、と考えると分かりやすいでしょうか。

稚ガニになるともう海中を浮遊する生活ではなく、海底を這って生活するようになります。形もだんだんとカニらしくなってきますが、親ガニに比べるとまだ小さく、脱皮を何度も繰り返しながら大きくなっていきます。そして「親ガニ」へと成長していくのです。この親ガニが、皆さんが知っているズワイガニの形になります。

親ガニは雄と雌では大きさが異なり、雄は15センチくらいまで成長するのに対し、雌は7センチ程度までしか成長しません。これだけ大きさに差があるので、素人目で見ても雄と雌の違いはすぐに分かります。

では、ズワイガニの雄と雌はそれぞれどのような役割をしているのでしょうか?ここからはズワイガニの産卵について見ていきましょう。

ズワイガニの雄は精巣が十分な発達を遂げる頃になると「成熟期」と見なされ、雌と交尾がをする準備ができます。また雄に対する雌の成熟期は、卵巣が十分な発達を遂げる頃で、卵巣の発達がピークになる時期は毎年8011月頃と言われています。ただしこれは日本海側におけるズワイガニの産卵期なので、地域によって多少前後することもあります。

そして卵巣の発達がピークを迎えると産卵が行われ、浮遊期幼虫が生まれ、稚ガニとなり、脱皮を繰り返しながらまた親ガニへと成長していくということになります。

また、ズワイガニは海底2000400メートルのあたりで群れとなって生息していることも特徴的です。泳ぐことはできないので、海底を這って生活をしているのがズワイガニの生態の主な特徴になります。


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